タクシー業界でのダイレクトマーケティング導入に触れるなかで、
私の小さい頃の夢を思い出した。
私は保育園の頃、タクシーの運転手に憧れていた。
特に、西武鉄道が運営するタクシーは、
白いボンネットに大きなライオンの顔が描かれ、
とにもかくにも、かっこよかった。
運転手さんも凛々しい方が多かった気がする。
採用と教育がしっかりしていたのかもしれない。
東久留米駅でタクシー待ちする時は、
そのライオンズタクシーに当たることを心の中で祈った記憶がある。
幼稚園に入り、私の憧れの対象はバスの運転手になった。
自宅から幼稚園までが遠かったのだが、お迎えバスはなく、
一般の市バスに乗って通っていた。
あの大きな車を、あの大きなハンドルで自由自在に操縦していた
運転手さんの姿を、いつも後ろからみていた。
私の特等席は、右側の最前列。
運転手さんは、後頭部にちびっ子の熱い視線を感じて
運転し辛かったかもしれない。
降車ボタンに手が届かない場合は、大きな声で「おりましゅ!」の合図。
時には居眠りして、はっと起きた時にはバス停を通過。
慌てて「ここで止めてくだしゃい!」と言うと、バス停ではない道端で臨時停車し、
後部座席にいたときでも、モーゼのように、前方出口まで満員乗車の中央に道が開いた。
だいたい同じ時間に乗っていたため、乗客も知った存在だったのかもしれない。
ちびっ子が一人で乗り込むため、満員電車の中だと、完全に埋もれるはずだが、
満員バスのなかで押し潰されることは一度もなかった。
今振り返ると、周囲みんなの想い遣りを随所で頂いていたなぁ~と思う。
どうでもいい話しでスミマセン。。。ふと懐かしくなってしまって・・・。
今さらながら、バスの運転手さんと、乗客の大人たちへ感謝を込めて。