「顧客リピートに欠かせないダイレクトメールが、スパム扱いされる…?」
これはダイレクトマーケティングを展開する企業にとって、ゆゆしき問題だ。
ダイレクトマーケティング先進国アメリカで、面白い記事があったのでご紹介します。
「DM不達の配達員に称賛の声~迷惑郵便物に飽き飽きする米国人」
住民の迷惑になるだろうという判断から、ダイレクトメール(DM)を
配達せず自宅庭に廃棄していた郵便局員がいた。
「なんてことをしてくれたんだ!!!」
と、厳しい処分を受けたのは言うまでもないが、その一方で、
住民からはクレームどころか、逆に賞賛の声があったらしい。。。
ダイレクトメールに飽き飽きしているアメリカ事情がうかがえる。
そんな中、ダイレクト・マーケティング協会(DMA)は、
消費者が必要なDMの配達のみを希望でき、不必要なDMに関しては
メーリングリストからの削除ができるプログラム「DMAチョイス」を発表した。
いやはや、薬事法といい、個人情報保護法といい、迷惑郵便物防止法といい、
規制する理由にも一理あるが、それ以上に失っているものが大きい気がする。
そもそも法律だらけの息苦しさで、経済が不活性になる気がする。
ダイレクトメールは、E-mailのスパムと同じ扱いをしてほしくない。
E-mailスパムの大半は、出会い系であったりアダルトであったり、内容も稚拙なものが大半。
それはコストがゼロに近く、誰でも簡単に実施できるから。
しかし、ダイレクトメールは印刷&印字&送料などのコストだけでも、
1通あたり50円~500円。
E-mailスパムのようなお手軽感覚で、ダイレクトメール100万通をホイッと送ろうものなら、
少なくとも5,000万円が飛んでゆく。
誰がそんなことをするだろうか。
誰もしない。
ダイレクトメールの全てが貴重な情報とは思わないが、
少なくとも、1通送るのに、一生懸命考え、覚悟をして送っている。
ダイレクトメールを捨てる前に、年に1回でもよいから、
この手紙も、なけなしのお金で一生懸命作ったんだなぁ~と見てみて欲しい。
記事参照元:U.S. FrontLine 2008年12月22日
http://www.usfl.com/Daily/News/08/12/1222_026.asp?id=66418