Webメディアと、他メディアの相違点といえば?
その1つは、ユーザーが何らかの情報収集&アクションをする際に、
Web検索などで“比較”をするというところ。
マーケティング用語も、AIDMAから、WebではAISASとなった。
※AIDMAとは、Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動) の略
※AISASとは、Attention(注意)→Interest(関心)→Search(検索)→Action(行動)→Share (共有) の略
ここは周知のことだと思いますので今回は流します。
さて、それらを集約させたのが、比較情報サイトという存在。
比較コムは、Webの特性を活かした旬のビジネスモデルともいえる。
月間の訪問者数は130万人。
Webメディア運営は、ある一定規模までもっていくのは大変。
投資が必要となる。
逆に、一定規模を超えると、急に利益幅が大きくなる。
固定経費が比例して増えないからだ。
比較コムは一定規模を超えているように見えるが、
それでも、いまだに赤字なのか…。
2009年6月期の売上は、7.3億円。
経常利益は赤字で、マイナス1700万円との発表。
前年が1億7400万円の赤字だったことを考えると、
だいぶ改善されてはいるようだが。
ちなみに比較サイト1位?の「カカクコム」は、
2009年3月期の売上が97.1億円。
当期利益は22.7億円の黒字。
うーむ、素晴らしいですね~。
Webメディアは市場全体が成長していくなかで、
実は、ごくごく一部のメディアのみが成功していて、
多くは赤字かギリギリの運営を強いられている。
特に、ダイレクトマーケティングという視点となると、
Webの“比較”特性は、行き過ぎの価格競争(全国比較の中で、
送料込み1円でも安いところが選ばれる)を招いており、
健全に物づくりを育てる土壌とはかけ離れている点も否めない。
REDASの仕事は、クライアント商品の“魅力そのもの”を消費者に訴求することで
商品購入を促すこと。値下げという最終手段には頼らない。
その中で、Webにおいては“比較”という存在がどうしても避けて通れないネック。
どうやって、“比較”を活かしながらも、値下げに行かないようにするか。
今後も業界の新しい動きに注視し、Webならではの対策を立てていきたい。

