先週、新宿からの帰り道。
ちょっと前に話題となっていた、格安海外アパレルブランドに立ち寄ってみた。
銀座で1号店をオープンさせて大行列を作ったと聞き、
店販で物が売れないご時世に、いったいどんな優良商品を置いているのだろうか・・・、
と、以前から気になっていた。
お洒落なイメージはあるが、実際は、ユニクロやギャップ、無印良品と同じく、
ファッションというよりも、実用品に近い。
そのため、顧客層を広くとれるし、定番デザインパターンなので、
ハズレのリスクが低いから大量生産・格安提供がしやすい。
店内は広々していて清潔そして雰囲気も良い。
メインターゲットは女性。品揃えも多い。
女性コーナーを一通り目を通してから、
地下のメンズコーナーに行ってみる。
何か気に入ったものがあれば買ってみようと思っていたが、
欲しいものが1つもなかったので、早々に退散した。
ファッションに詳しくない私から見ても、
そのお店の商品は、素材・縫製クオリティが残念に思えた。
「クオリティが高いのに、値段は安い」
ということなら素晴らしいが
「クオリティが低いから、値段も安い」
そんなのは、当たり前。
というか、日本市場は今さらその流れ???
いまの「ひたすら安く安く」のデフレ・アパレル・スパイラルは、
良質なものにたくさん触れている日本の消費者の支持を
長くは維持できないと思った。
そして、この「実用型アパレルを安く安く」という路線の先に、
製造業の発展があるのか疑問だ。
アパレル職人の皆さんにとって、とても辛い時期。
しかし何とかこの不況を耐え、乗り越えてほしいと願う。
消費者が戻ってくるまで。